埋没生活×トイレ
埋没しているFTMさん、トイレってどうしてます?
困ってる方も多いんじゃないでしょうか?
僕は陰茎手術をしていないので、トイレに行く度に個室を使わないといけないのです。
他の埋没FTMさんの何かの記事を読んでる際に、僕と同様、毎回個室に入っていたら同僚に怪しまれて、悪ノリで「チ○コを見せろ」と2人がかりでズボンを下ろされそうになったという出来事を見て、本当に恐ろしくなりました。。。
その瞬間バレますからね〜
上記のようなことを発生させない為にも、個室に入り続けていても怪しまれない方法を編み出しました。笑
僕が意識していることは3点です。
①なるべく人と被らないタイミングでトイレに行く
ちょっと大変ですが、一番効果的ですね。笑
連れション誘われても、今全然行きたくないわ〜で乗り切りましょう。
②お腹が弱いと普段からアピール(事実)
これはアピールと言うよりも事実です。笑
僕めちゃくちゃ腹弱いんですよね。
なんなら会社でも1日3回くらい大をします。笑
普段からこれ伝えとくと万が一、誰かと一緒のタイミングでトイレ行くことになっても、お腹痛い〜で乗り切れます。
③普段から小でも個室使うと言い張る
これ実際に普通の男性でもいますよね。
僕がカミングアウトしてる男の子の友達も、このタイプでした。
普通の男性でもいるくらいなので、これを伝えたところで「ふ〜ん」くらいの反応になると思います。
この3点です。
大切なのは②と③を普段からちょくちょくアピールすることですね。
他の方のトイレ事情なんて気にする男性は少ないので、僕はこれで乗り切れていますし、誰かから「お前立ちションしないの?」なんて聞かれたことありません。
トイレに行きたくなりやすい飲み会の席とかは、なるべく幹事引き受けて、個室タイプのトイレがある店を自分で選んじゃいましょ〜!
今日も読んで下さり、ありがとうございました。
僕の生い立ち(後半)
前編は以下をチェック!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
さて、前回は高校時代までを書いたのでここからは大学時代からを記載します!
大学からは家を出て、東京に上京しました。
誰も僕を知らない場所で新たな自分としてスタートしたい気持ちがあったので、勉強をかなり頑張って、難関私立大学に合格することができました。
うちは貧乏だったので、親がかなり頑張ってくれたと思います。親に感謝です。
大学からは人を選びながらですが、カミングアウトして自分が過ごしやすい環境作りを行いました。
その為、大学の友達は全員僕のことを男として認識して、接してくれていました。
大学って本当に自由でいいですよね。
僕は大学時代を人生の夏休みと名付けて、楽しく過ごしました。笑
そんな僕に新たな壁が立ちはだかったのが、大学3年の「就活」です。
当初はカミングアウトしたとしても採用してくれる企業で伸び伸び働きたいと思い、エントリーシートにも「※戸籍上の性別は女性、性自認は男性。御社でも男性として働きたい。」という旨を記載していました。
それがエントリーシートだけで落ちる落ちる…笑
後半はその記載をせずにエントリーシートを出していたのですが、9割以上通りました。
今はLGBTの認識も広がり、性の多様性も認められるようになってきましたが、当時はまだまだ世間と当事者の間に深い溝があったと思います。
この経験があり、どうせ後々性別を変えるなら今変えて、行きたい企業に行きやすい環境にしたいと考えて、手術を決意しました。
なので、就活は途中で辞めました。
大学3年冬に手術を受け、大学4年で再度就活に戸籍上も男性としてトライした時には、就活慣れしていたこともありますが、エントリーシートは7社、採用連絡は3社と会心の結果になりました。
そして1年の留年期間を終えて、今の会社に入社し、埋没リーマン生活をスタートさせました。笑
会社での僕の過ごし方や深掘りした就活の話はまた別記事で書いていきます!
読んで頂き、ありがとうございます。
僕の生い立ち(前編)
1つ目の記事「ブログテーマと自己紹介」にも書きましたが、僕は今大阪で単身赴任をしています。
家は関東にありますが、生まれは関西でも関東でもありません。
この記事では僕の今までの人生を少し深掘りして、時系列で書いていきたいと思います。
元々は甲信越地方の田舎で3姉妹の真ん中で産まれました。
自分の性別に違和感を覚えたのは幼稚園の時です。
その時は、「僕は男の子だ!」という確固たる感覚ではなく、ただ、「スカート履きたくない」「女の子の遊びは興味ない」程度の軽いものでした。
ちなみに初恋もこの時です。
初恋はもちろん女の子です。
当時好きだった子は今でも僕好みの顔立ちなので、人のタイプってなかなか変わらないんですね…笑
幼少期から活発な子供で、小学生の時は少年野球のチームに所属して男の子たちを引き連れてキャプテンをしていました。
遊ぶのも男の子とスポーツをしたりと、当時女の子の中で流行っていたアイドルや遊びは眼中にありませんでした。
ただ、男女問わず友達は多かったと思います。
元々ボーイッシュな女の子という認識はされていましたが、中学に入り、長かった髪をバッサリ切ってからは、更に男の子感が出て来ました。
当時していたスポーツで全国大会に出ていたこともあり、この頃から女の子から告白される機会もありました。
本当に性自認で悩み出したのは中学の後半からでした。
高校に入ったと同時に携帯電話を買ってもらい、ネットサーフィンをしている中で初めてFTMやLGBTという言葉を知り、自分の正体が分かった感覚になったことを覚えています。
ただ、自分の正体が分かってしまうと「これを友達に伝えたい、でも引かれるのが怖くて伝えられない」という新たな壁に直面しました。
特に困ったのが「着替え」と「恋愛トーク」です。
着替えに関しては、当時はもちろん未オペだったので、自分の裸や下着姿を見られることに相当なストレスがありました。
他の人と着替えの時間をずらしたり、トイレで着替えたりと工夫して、なんとか見られない方法を模索していました。。。
また、恋愛トークに関しては、高校2年で初めて彼女ができたのですが、それを周りに言えなかったのが本当に辛かったです。
「彼氏いるの?」「好きなタイプは?」という質問には毎回嘘を言わなければならず、大好きな友達を裏切っているような感覚でした。
今すぐ全てをぶちまけてしまいたいと常に思っていました。
初めて自分のことを話したのが高校3年の冬。
席が隣で仲の良かった女友達に対してでした。
これはまた後日詳しく記事にしますが、本当に心が軽くなったことを覚えています。
この頃から段々と周りにカミングアウトしていきました。
長くなったので後半に続きます。
ブログテーマと自己紹介
まずはこのブログを見て下さってありがとうございます!
◆自己紹介◆
・胸、子宮卵巣摘出術完了、性別変更済み(大学時代)
・30代前半
・結婚済み、2歳の息子あり
・関東に一軒家所有、現在は転勤で大阪単身赴任中
・一般企業の埋没サラリーマン
・趣味は麻雀、格闘技観戦
◆ブログテーマ◆
埋没して生きるって大変なこともありますよね?
また、これから社会に出て行こうとしている後輩FTM君たちは、漠然とした不安を抱えていませんか?
このブログでは僕が埋没リーマンとして生活している中で、感じたことや生きやすい方法を綴っていこうと思います。
このブログを目に入れておくだけで、少しだけ人生が生きやすくなるかも!?笑
僕の記事が読者の方の人生に役立てると嬉しいです。