僕の生い立ち(前編)

1つ目の記事「ブログテーマと自己紹介」にも書きましたが、僕は今大阪で単身赴任をしています。

家は関東にありますが、生まれは関西でも関東でもありません。

ブログテーマと自己紹介 - 埋没サラリーマンが楽しく生きる

この記事では僕の今までの人生を少し深掘りして、時系列で書いていきたいと思います。

 

元々は甲信越地方の田舎で3姉妹の真ん中で産まれました。

自分の性別に違和感を覚えたのは幼稚園の時です。

その時は、「僕は男の子だ!」という確固たる感覚ではなく、ただ、「スカート履きたくない」「女の子の遊びは興味ない」程度の軽いものでした。

ちなみに初恋もこの時です。

初恋はもちろん女の子です。

当時好きだった子は今でも僕好みの顔立ちなので、人のタイプってなかなか変わらないんですね…笑

 

幼少期から活発な子供で、小学生の時は少年野球のチームに所属して男の子たちを引き連れてキャプテンをしていました。

遊ぶのも男の子とスポーツをしたりと、当時女の子の中で流行っていたアイドルや遊びは眼中にありませんでした。

ただ、男女問わず友達は多かったと思います。

 

元々ボーイッシュな女の子という認識はされていましたが、中学に入り、長かった髪をバッサリ切ってからは、更に男の子感が出て来ました。

当時していたスポーツで全国大会に出ていたこともあり、この頃から女の子から告白される機会もありました。

本当に性自認で悩み出したのは中学の後半からでした。

 

高校に入ったと同時に携帯電話を買ってもらい、ネットサーフィンをしている中で初めてFTMLGBTという言葉を知り、自分の正体が分かった感覚になったことを覚えています。

ただ、自分の正体が分かってしまうと「これを友達に伝えたい、でも引かれるのが怖くて伝えられない」という新たな壁に直面しました。

特に困ったのが「着替え」と「恋愛トーク」です。

着替えに関しては、当時はもちろん未オペだったので、自分の裸や下着姿を見られることに相当なストレスがありました。

他の人と着替えの時間をずらしたり、トイレで着替えたりと工夫して、なんとか見られない方法を模索していました。。。

また、恋愛トークに関しては、高校2年で初めて彼女ができたのですが、それを周りに言えなかったのが本当に辛かったです。

「彼氏いるの?」「好きなタイプは?」という質問には毎回嘘を言わなければならず、大好きな友達を裏切っているような感覚でした。

今すぐ全てをぶちまけてしまいたいと常に思っていました。

 

初めて自分のことを話したのが高校3年の冬。

席が隣で仲の良かった女友達に対してでした。

これはまた後日詳しく記事にしますが、本当に心が軽くなったことを覚えています。

この頃から段々と周りにカミングアウトしていきました。

 

長くなったので後半に続きます。